これからの超高齢化社会を見据え、生活者の健康を維持するための容器開発はどうあるべきでしょうか。東洋製罐グループでは、すべての製品で開けるに向き合い続けてきた結果、研究と知見を深め、多くの製品を生み出してきました。例えば、キャップの開栓、パウチの引き裂き性、缶のタブの引っ張りなど、容器を使う人の動作・握力・手の大きさなど蓄積された基礎研究データを活かした容器開発と、膨大な数の容器のプロトタイプを保有しています。そして、それらを発展させ、開ける時の情報から健康状態や身体の状況を把握することが可能になると考えます。毎日触るものだからこそできることがあると私たちは信じています。
手にフィットするグリップ×こぼしにくいボトルデザイン(PDF)
らくらくスプレーボタン(PDF)
開けやすい段ボール(PDF)
押すだけで開け閉めできるキャップ(PDF)
グリップキャップ(PDF)
包装容器の技術、主には軟包装で培った容器技術を活用した細胞培養器材ウェルバッグ。細胞培養従事者が扱いやすく、材料使用量も少なく、廃棄時の減容も可能な器材であり、再生医療の普及に寄与します。
将来、再生医療・細胞治療領域の発展が見込まれる中、iPS細胞を安全な閉鎖系システムの中で培養するこの製品は未来の個別化医療にも貢献していくと考えます。
細胞培養器材ウェルバッグ(WEBサイト)
東洋製罐グループでは「おいしい健康」と”誰もがいつまでもおいしく食べられる世界”を目指した協業を進めています。
具体的には容器をインターフェースとしてインターネットと接続するIoP(Internet of Package)化を推進しています。「おいしい健康」の持つ“食と健康“に関するビッグデータとの融合を通じて、子供から高齢者まで、障害や病気の有無に関わらず、食事を楽しめる容器やサービスの展開を目指します。
今後もさまざまな取り組みの準備をしており、さらに活動の輪を広げていきたいと考えます。
「おいしい健康」と資本業務提携(PDF)